

「知っているつもり」の危うさ
~今さら聞けない、と思っていた更年期の学び直しで気づいたこと~ 先日、 Zoom講座 「セラピストが知っておきたい更年期の基本」 を開催しました。 この講座は、 「みんなに教えたいから」 というよりも、 私自身が学び直したい。 そんな思いから企画した講座でした。 更年期については、これまでにも勉強してきました。 でも実際に、自分自身が更年期を迎えてみると、 「これは何が起きているんだろう?」 「この症状は、更年期なの?」 と、分からないことがたくさん出てきたんです。 その時に初めて、 私は”知っているつもり”になっていただけだったのかもしれない。 知ってはいるけれど、 活かせてはいなかった。 と気づきました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━ 「知っている」と「理解している」は違う ━━━━━━━━━━━━━━━━ 今回講師をお願いしたのは、 ベテランナースでもあり、セラピストでもある美保子さん。 西洋医学の知識を押し付けるのではなく、 東洋医学やセラピーの価値も理解した上で、 とてもフラットな立場で話してくださる方です。 更年期で起こる身体の変


優しさと自己犠牲はちがう
〜6/20内臓マスター講座レポート〜 6月20日に 午前にスキルアップ講習会、 午後に内臓マスター講座を 開催しました。 前回のブログでは、 スキルアップ講習会での出来事を書きました。 今日は 内臓マスター講座の中で 参加者が感じ取った 心の癖について お話ししようと思います。 ━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 今回のテーマは「胃・脾臓・膵臓」 ━━━━━━━━━━━━━━━ 内臓マスター講座では、 子宮ケアを深めるための 内臓と感情の関係について 探求しています。 今回のテーマは、 胃・脾臓・膵臓。 食べ物を消化して、 身体に必要なものを必要な形にして受け取れるようにする場所。 でもそれは、 食べ物だけではありません。 誰かからの優しさ。 愛情。 助け。 そういったものを、 安心して受け取ることとも 関係していると考えます。 ━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 人には優しくできるのに、自分には厳しい ━━━━━━━━━━━━━━━ 今回、みんなで向き合った テーマのひとつが、 自分への信頼。 自分の価値。 でした。 セラピストさんは、 優しく


技術が深まるほど、力は抜けていく
6月20日は、 午前にスキルアップ講習会、 午後に内臓マスター講座を 開催しました。 今日のブログでは、 スキルアップ講習会でみんなが感じた 「イメージするだけで受け感がもの凄く変わる」 体験についてシェアします。 ━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 卒業してからも、深まり続ける場所 ━━━━━━━━━━━━━━━ 今年2回目となる スキルアップ講習会。 今回も満員での 開催となりました。 初めて参加してくれた方。 前日に試験に合格して、 卒業したばかりの方。 卒業してから約1年ぶりに 復習に来てくれた方。 ティーチャーさんや、 ティーチャー養成プログラム 受講中の方。 名古屋や新潟など、 遠方から参加してくれる方もいて、 経験年数も、 今いるステージも違う メンバーが集まりました。 なぜ、資格を取ったのに 何度も何度も学びに集まるのか? と思われる方もいるかも知れません。 私たちは そこから実践を重ねながら、 毎回新たな発見をして 自分の身体を通して、 少しずつ深まっていくのを 身をもって感じているから 学び続けるのだと思っています。 ━━━━


寄り添いたい。でも、背負いすぎたくない。 〜セラピストとして大切な境界線〜
先日、 子宮バランスセラピスト養成講座を 受講していた茜さんが 無事に試験に合格し卒業されました。 茜さんとの始まりは、 子宮バランスセラピーの 体験セッションでした。 実はその時には、 もう受講することは 決めていたそうです。 でも、 「一度シェリさんに会って話してみたかったんです」 そう言って来てくれました。 ブログやInstagramを読んでくれていて、 技術だけではなく、 私がどんな想いで セラピーをしているのか。 どんな在り方で お客様と向き合っているのか。 そこに共感してくれていたそうです。 嬉しい出会いでした。 ━━━━━━━━━━━━━━━ 優しいセラピストほど、疲れてしまう理由 ━━━━━━━━━━━━━━━ 茜さんは、 子宮バランスセラピーに出会う前から、 別の子宮ケアを学び、 セラピストとして活動されていました。 でも、 その中でひとつ悩みがありました。 それは、 「お客様との境界線」 でした。 目の前の人の力になりたい。 深く寄り添いたい。 少しでも楽になってほしい。 そんな想いが強いほど、 いつの間にか相手の悩みや感情ま


悲しみの奥にある、本当の美しさを取り戻す
photo by Akari Kohno 「手放した方がいい」 頭ではわかっているのに、 なぜかそうできないことってありませんか? もう必要ないとわかっているもの。 変えたいと思っている環境。 卒業した方がいいと感じている人間関係。 でも… 「あんなに頑張ってきたから」 「ここまで続けてきたから」 「いつか変わるかもしれないから」 そんな気持ちが出てきて、 前に進めない。 そんな時間を、 私は沢山過ごしてきました。 きっと誰しもそんな経験が あるんじゃないかしら。 だから「手放せない」ことを 弱いとか 覚悟が足りないとか そんな風に自分責めする声を ちょっとミュートして、 その奥に隠れている “本当に大切にしていたもの” に、耳を傾けてみたいと思ったんです。 ━━━━━━━━━━━━━━━ 肺と大腸のテーマ ━━━━━━━━━━━━━━━ 8月22日の内臓マスター講座では、 【肺・大腸】 をテーマに学んでいきます。 東洋医学では、 肺は、外の世界からの入り口。 呼吸を通して、 外から必要なものを受け取る場所。 そして大腸は出口。 必要なものを残し


知識は増やすものではない 感じる力を深めるもの
先日、ヒロさんとのコラボワークショップを開催しました。 今回のテーマは、 「タイ伝統医学の四元素理論と子宮バランスセラピー」 ━━━━━━━━━━━━━━━ 新しいことを知るって、やっぱり楽しい ━━━━━━━━━━━━━━━ 開催前、 ヒロさんから資料が送られてきた時点で、 その資料の興味深い内容にワクワク、 いや、ゾクゾクしました。 四元素理論では、 人の体質や傾向を 「地・水・火・風」 という4つのエレメントから見ていきます。 その資料を見ながら、 「この体質の人には、この触れ方が合いそう」 「子宮バランスセラピーのこの手技にも応用できそう」 「講座でも、もっと深いところまで伝えられるかも」 そんなことを考えて、 ひとりで鼻息荒くなっていました。 やっぱり、 新しいことを知るって楽しい。 今まで見ていたものが、 また違う角度から見えるようになる。 学ぶことの面白さって、 そこにあると思います。 ━━━━━━━━━━━━━━━ 四元素で見る「身体の個性」 ━━━━━━━━━━━━━━━ ワークショップ前半のヒロさんパートでは、 急遽、参加者全


触れることは、触れられることなのかもしれない
先日、 山の中を裸足で歩いてみました。 土の感触。 小石の硬さ。 濡れた木の根っこ。 冷たい水。 そして、 その全部を感じている 自分の足の裏。 普段、 私はこんなにも繊細に 自分の足の裏を感じていなかったんだ。 そんなことに気づきました。 木にも触れてみました。 じっと触れていると、 木の中を流れている バイブレーションのようなものを感じる。 だけどだんだん、 木を感じているのか、 自分自身を感じているのか、 わからなくなってくる。 私が木に触れているというより、 木が私に触れているようにも感じました。 裸足で山を歩いたあとは、 身体の感覚がすごく鮮明になります。 全身が満たされて、 軽くなる。 裸足登山のあとに靴を履くと、 靴の柔らかさに感動します。 触れるものも、 自分の身体も、 全部が愛おしく感じます。 「感じる」って、 こんなに豊かなことだったんだ。 自分って、 こんなに愛おしい存在だったんだ。 そんな感覚が、 静かに広がっていきました。 私は、 子宮バランスセラピーを通して、 「感じること」の大切さを 伝えていますが 私はまだ、 “本


慣れた手技ほど、実は伸びしろが大きかった
4月から、 12年ぶりにタイマッサージの 学び直しをしています。 今回お世話になっているのは、 ITM信州 の智穂さん。 先日、無事に試験に合格し、 レベル1が終了しました。 今回の受講は、 新しい技術を増やすというより、 一度身につけたものを、 “今の自分”で もう一度学び直してみる。 そのための時間でした。 ━━━━━━━━━━━━━━━━ 細かいところばかり 気になっていた ━━━━━━━━━━━━━━━━ 今回の目的の一つは、 ・曖昧だった部分の確認 ・苦手な手技の見直し ・身体の使い方の修正 でした。 だから最初は 全体の流れよりも、 「圧の方向はこの角度で合ってる?」 「この時の手の持ち方は?」 「なんかやりづらい…」 そんなふうに、 細かい部分ばかりを見ていました。 でも、 そうすると途中から、 だんだん苦しくなってきたんです。 細部が気になりすぎて、 前に進まなくなる。 「理解したい」のに、 逆に全体が見えなくなる。 昔から、 時々ハマるパターンです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━ まず全体を身体に入れる ━━━━━━━━━━

