悲しみの奥にある、本当の美しさを取り戻す
- 6月25日
- 読了時間: 4分

photo by Akari Kohno
「手放した方がいい」
頭ではわかっているのに、
なぜかそうできないことってありませんか?
もう必要ないとわかっているもの。
変えたいと思っている環境。
卒業した方がいいと感じている人間関係。
でも…
「あんなに頑張ってきたから」
「ここまで続けてきたから」
「いつか変わるかもしれないから」
そんな気持ちが出てきて、
前に進めない。
そんな時間を、
私は沢山過ごしてきました。
きっと誰しもそんな経験が
あるんじゃないかしら。
だから「手放せない」ことを
弱いとか
覚悟が足りないとか
そんな風に自分責めする声を
ちょっとミュートして、
その奥に隠れている
“本当に大切にしていたもの”
に、耳を傾けてみたいと思ったんです。

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肺と大腸のテーマ
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8月22日の内臓マスター講座では、
【肺・大腸】
をテーマに学んでいきます。
東洋医学では、
肺は、外の世界からの入り口。
呼吸を通して、
外から必要なものを受け取る場所。
そして大腸は出口。
必要なものを残し、
もう必要なくなったものを手放す場所。
つまり肺と大腸は、
「何を受け取るのか」
そして、
「何を手放すのか」
というテーマを持っています。
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手放すことは、
過去を否定することではない
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少し前、
引っ越しをきっかけに、
ずっと大切にしていた雛人形を手放しました。
飾るスペースもなくなり、
でも処分することもできず、
2年ほど倉庫に預けたままになっていた雛人形。
人形を引き取ってもらうために、
ひとつひとつ梱包している時、
自然と、
「ごめんなさい」
「ありがとう」
という言葉が出てきました。
そして、
涙が止まりませんでした。
その時感じたのは、
ただ物を捨てる寂しさではありませんでした。
雛人形には、
祖父母や両親からもらった愛。
大切に育ててもらった記憶。
そんな温かいものが、
たくさん詰まっていました。
でも同時に、
「優秀でなければ愛されない」
「期待に応えなければいけない」
「こういう人生を歩まなければいけない」
そんな、
いつの間にか自分の中にできていた
暗黙の価値観がありました。

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愛は受け取る。
でも、人生は自分のもの。
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手放すというと、
過去を否定すること。
大切だったものを捨てること。
そんなふうに感じることがあります。
そう思うと、余計に握りしめたくなります。
だけど本当は、
愛された記憶や
大切だった時間まで
捨てなくていい。
本当に必要なものは受け取って、
もう今の自分には必要なくなった、役割だけを手放す。
雛人形を手放した時、
両親や祖父母の愛が消えたわけではありませんでした。
むしろ、
「愛してくれてありがとう」
という感覚だけが残りました。
愛は受け取る。
でも、
これからの人生は自分で選んでいい。
そんな感覚でした。

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悲しみの奥にあるもの
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東洋医学では、
肺・大腸は「悲しみ」と関係すると言われています。
悲しみは、
ただ苦しいだけの感情ではないと思っています。
悲しくなるのは、
そこに本当に大切なものがあったから。
誠実でいたかった。
大切にしたかった。
正直でありたかった。
ちゃんと応えたかった。
そんな純粋な想いがあるからこそ、
それを手放す時、
人は悲しみを感じるのかもしれません。
悲しみの奥には、
その人が大切にしてきた美しさがあります。
だから無理に忘れる必要も、
切り捨てる必要もない。
大切だったものを受け取り、
今の自分に必要なものだけを残していく。
それが、
肺と大腸が教えてくれる「手放す力」なのだと思います。

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8月22日開催の
内臓マスター講座では、
肺・大腸をテーマに、
自分自身が何を受け取り、
何を手放すのか。
まずは自分自身の身体で感じていきます。
そして、その感覚をもとに、
実際の施術を通して、
目の前の相手の身体と向き合う時間にしていきます。
技術だけではなく、
触れる人自身の在り方を深める時間。
必要な方はぜひ一緒に学びましょう。
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また、同日の午前中開催の
スキルアップ講習会では、
基本の手技を確認しながら、
実際の施術に活かせる感覚を深めていきます。
午後の内臓マスター講座と合わせて参加すると、
技術と在り方の両方を学べるのでオススメです。
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明日のメルマガでは、
「手放したいのに、なぜ手放せないのか」
について、
もう少し別の角度から書いてみたいと思います。
変わりたいと言いながら、
なぜ人は同じ場所に戻ってしまうのか。
そして、
本当に自分が進みたい方向が見えた時、
身体や人生にはどんな変化が起こるのか。
そんな実際のお話も紹介します。
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